毛穴のないつるつるとしたまるで陶器のような美しい肌、陶器肌。誰もが憧れる陶器肌ですが、どのようなケアをすれば手に入れられるのでしょうか。
この記事では、どんな方でも陶器肌になれるスキンケアの方法やコツをご紹介します。是非参考にして、美しい陶器肌を手に入れましょう。
陶器肌とはどんなお肌か
まずは、陶器肌とは一体どういう状態のお肌を指しているのか解説します。
「陶器肌」とは、まるで陶器のように滑らかで整った肌を指す言葉です。この肌は一般的に凹凸が少なく、なめらかでキメが整っていて、くすみやシミがなく美しい肌のことをいいます。ファンデーションを使っても厚塗り感がなく、自然な艶があり上品な印象を与えます。”むきたまごのような肌“と形容されることもあります。
この美しい陶器肌を手に入れるためには、日々のスキンケアやベースメイクのテクニックを丁寧に行うことが大切です。しっかりとしたケアとメイクのバランスを整えることで、上品で整った肌を手に入れることができます。
陶器肌を作るスキンケアの方法
次に、陶器肌を作るためにはどのようなスキンケアをすればよいのか、コツや方法をご紹介します。
肌タイプに合ったスキンケアをする
肌によってスキンケアの方法が異なってきます。テカリが気になる、乾燥や赤みが気になるなど、肌のタイプによって悩みもスキンケアの方法も、ケアアイテムも替える必要があります。
まずは、自分がどんな肌タイプかを知り適切なケアをすることが大切になってきます。
一般的に肌タイプは以下の4つに分類されます。
それぞれ簡易的に解説します。
普通肌
水分と皮脂のバランスがよい状態の肌を指します。この肌は自然なツヤがあり、肌の表面は整っており、手触りがなめらかで柔らかい特徴があります。毛穴が目立たず、ファンデーションが肌に溶け込むようになじみ、長時間のヨレやメイクの崩れを防ぐことができるのも、普通肌の特徴のひとつです。
脂性肌
水分と皮脂の両方が多く分泌される状態の肌を指します。肌はうるおいや弾力を保っていますが、ベタつきや肌の粗さ、そして毛穴が目立ってしまうことが特徴です。皮脂が過剰なためファンデーションが崩れやすくなり、メイクのヨレが生じやすい状態となります。
乾燥肌
水分と皮脂の両方が少ない状態の肌を指します。肌の表面は細かいものの、乾燥しやすいため荒れやすく、またシワができやすい特徴があります。肌に必要なうるおいが不足しているため、ファンデーションがなじみにくい状態となります。
混合肌
皮脂が多く水分が少ない状態の肌を指します。インナードライとも呼ばれています。Tゾーン（額から鼻先）は皮脂が多く毛穴が目立ち、ベタつきやすいですが、Uゾーン（頬からあご）は乾燥してカサつきがちで、肌のキメが乱れやすい状態です。
このような肌タイプによってバラツキがあります。自分の肌タイプを知って自分に合ったスキンケアをすることで陶器肌に近づきます。
毛穴の詰まりや黒ずみをケアする
陶器肌は滑らかで毛穴が目立ちにくく、ざらつきや黒ずみのない透明感のある肌です。
陶器肌になるためには毛穴の目立ちを積極的にケアすることが不可欠です。特に毛穴の詰まりや黒ずみは、目立ってしまうため早めに対処したいポイントです。
毛穴の詰まりは、肌の過剰な皮脂分泌が原因とされています。同時に、肌に残った古い角質やメイクの残りも原因の一つです。詰まった皮脂が毛穴を拡げ、毛穴が目立つようになり、黒ずみも発生しやすくなります。日々の洗顔やクレンジングを丁寧に行うことで、毛穴にたまった汚れをしっかり取り除きましょう。
毛穴トラブルについての記事、ぜひ参考にしてみてください。
クレンジングはとにかく優しく
過剰な皮脂や肌に溜まった汚れは、日々のクレンジングと洗顔で取り除く必要があります。ただし、クレンジングをやりすぎは控えましょう。過度な洗顔は肌を守るために必要なうるおいまで洗い流してしまい、かえって肌荒れや乾燥の原因になります。
また、洗顔の際に気をつけるべきポイントは、ゴシゴシを擦らずに優しく洗うことです。汚れをしっかり落とそうと、ゴシゴシと擦ってしまいたくなりますが逆効果。肌を傷つけないために、洗顔料をしっかり丁寧に泡立て、優しく泡を肌に乗せるように洗いましょう。
使用するお湯は、熱すぎず冷たすぎない30〜32℃のぬるま湯がベストです。洗顔後は、 泡や洗顔料が残らないようにしっかりとすすいで、タオルを押し当てるようにして水滴を取るようにしてください。
肌質にあったクレンジングを使う
前述したように、クレンジングはとにかく優しくが大事ですが、クレンジングの種類も重要です。いくら優しく丁寧に洗顔しても、洗浄力が強すぎるクレンジングを使用していたら、やはり皮脂を過剰に取り除いてしまいます。乾燥肌や混合肌の人はさらに乾燥してしまう恐れがあります。肌に優しさと潤いを保ちながらも、しっかりと毛穴の汚れを落としてくれるクレンジングを選ぶことが大切です。
クレンジングの種類の中でおすすめなのが、ジェルタイプです。ジェルタイプのクレンジングは、メイクをすっきり落としてくれて汚れも吸着してくれますし、肌の保湿もしてくれるものも多いです。
他にもオススメなのは温感クレンジングです。このタイプのクレンジングは温かくなることで肌の毛穴を開かせ、負担をかけずに汚れをきれいに落とすことができます。肌を温めることで、肌のごわつきを解消したり、血行を促進したり、肌を活性化させるなどのメリットもあります。
しっかり保湿をする
洗顔やクレンジングで肌をきれいにしたら、肌が乾燥する前にすみやかにスキンケアを行いましょう。化粧水や美容液で充分な水分を与え、乳液やクリームなど油分のあるスキンケアアイテムでしっかり蓋をしてください。脂性肌の人は油っぽくなってしまって、乳液が苦手に思うかもしれません。しかし、しっかりと蓋をすることで肌にうるおいが閉じ込められ、保湿されるので乳液やクリームを欠かさずに塗ってください。
脂性肌の人はさっぱりタイプの化粧水や乳液を、乾燥肌の人はしっとりタイプの化粧水や乳液を、とこのように自分の肌質にあった化粧水や乳液があります。スキンケア製品を選ぶ際には、自分の肌タイプに合ったものであることは非常に重要なポイントになります。
他にも、保湿成分が含まれていることにも注目しましょう。保湿成分としてセラミドやアミノ酸などの成分が含まれている製品を選ぶことがポイントです。
身体の内側からケアをする
陶器肌を目指すには、スキンケアもとても大切な要素ではありますが、内側から肌の調子を整えることも大切です。
肌が荒れてしまっている時は生活習慣や食生活が乱れがちです。規則正しい生活や栄養バランスの整った食事をすることが重要です。
皮脂の分泌が気になる方には、美肌に不可欠なたんぱく質を作るビタミンB6や皮脂の分泌をコントロールするビタミンB2を含む食材がおすすめです。例えば、レバーや納豆、牛乳、バナナにこれらの栄養素が多く含まれています。
肌のターンオーバーを促進するには、にんじんやカボチャに豊富なビタミンAが効果的です。このビタミンは肌の生まれ変わりをサポートし、肌のうるおいも保つ働きがあります。ターンオーバーが正常に行われると、古い角質などの汚れがたまりにくくなり、毛穴の詰まりを予防する効果も期待できます。
最後に
いかがでしたか？
むきたまごのゆなツルツルのお肌を目指してぜひ一緒に頑張ってみましょう。
私の推しスキンケア用品や美容施術などレポートした記事もありますのでぜひ読んで参考にしてみてください。
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